食べることが大好きな子に・・・
毎日の給食では、「楽しく食べる」「おいしく食べる」を大切にしています。
味覚の発達のピークは3~4歳と言われ、子どものうちにたくさんの味を
経験して欲しいと思うからです。
生後5~6カ月になり離乳食が始まると、赤ちゃんは離乳食を通じて
さまざまな味を知っていきます。
その際、味だけでなく舌ざわりや食感、見た目や匂い、温度など五感を
フルに使って食べ物を感じ、おいしさを学んでいきます。
しかし、「酸味」「苦味」は、本能的に子どもにとっては、嫌な味です。
大人でも嫌な人は嫌な味覚の1つかもしれません。
幼児期の好き嫌いは、まだまだ経験が不足しているだけなのです。
だからこそ、自分から「食べてみたい」と思えるように、園では
五感をフルに活用した食育を進めています。
例えば、園庭での栽培活動では、自分の口に入る野菜の生長過程を知って欲しい。
野菜に触れ身近なものとして感じて欲しい。
~野菜スタンプで遊ぶ~
触ったり、匂いを嗅いだりすることで興味を持って欲しい。
~玉ねぎやとうもろこしの皮むき~
1歳児も上手に剥けました。この真剣な目!
みんなで経験することで楽しさを感じて欲しい。
~3歳以上児のカレー作り~
様々な活動を通して、『食べるのが大好きな子ども』になって
欲しいと思います。