日本の伝統文化に触れる国際交流!
1月24日、ジャイカ国際協力機構の研修生12名の方が来園されました。
今回は、英語圏の方々で、フィリピンやエジプト等、多くの国々から来られました。
~みんなで歓迎の挨拶と大好きな体操を一緒にする様子~
今回の活動は「日本の伝統文化に触れる」をテーマにお餅つきをすることにしました。
子ども達にとっても「おもちつきってなんだろう?」ではなく、
具体的なイメージが湧くようにミニチュアの臼と杵を作り
「ぺったんこ・・・それ! ぺったんこ!」と掛け声の練習もしました。
いよいよ餅つき当日・・・
ご近所の方たちも見学に来られて、多くの人々の輪の中で盛大に始まりました。
準備から地域の民生委員児童委員の皆様方にご協力いただきました。
餅米を蒸す時の匂いや湯気を体感して欲しくて
子ども達の目の前で蒸し器で蒸しました。
蒸した餅米を温かい内に、子ども達に配り食べました。
お米とは違うほんのり甘くもっちりした触感に
特別感を感じて美味しそうに食べていました。
今回、臼を地域でお借りするにあたり、コロナ禍で殆どの園やセンターで
餅つきを取りやめていることを知りました。
家庭では味わえない日本の伝統文化が、園でも体験できないのは寂しい限りですね。
もちろん、手洗いや消毒などの感染症対策も行いながらの実施です。
~研修生の方に、お餅のつき方を教えてくださるボランティアの方~
子ども達も手を添えてもらいながら、重たい杵を持ってつきました。
「おもちがくっついて、はなれない!」と四苦八苦しながら・・・
0歳児から2歳児は椅子に座り、餅つきの様子を見ました!
昔は熱いお餅を丸めるのが大変でしたが、この機械に入れて、
クルクル回すと細いお餅が出てきてレバーを下すだけで、
丸まったお餅が作れます。
その様子を不思議そうに見つめながら、餅丸めも体験しました。
出来たてのホカホカのお餅をビニール袋に入れて匂いを嗅いだり・・・
手のひらでギューッと握って感じたり・・・五感を通した経験ができました。
みたらし味・きな粉・あんこ餅を作り、3歳以上児さんはその場で食べました。
ジャイカ国際協力機構の研修生12名に人気があったのは・・・
第一位 みたらし味でした。
その後、インクルーシブ保育などの研修会も参加されました。
丁度、給食の時間と重なり、全体の集合写真に子ども達が入れず、残念!
翌日、子どもさんがお餅つきの絵を描きました。
地域の皆様のおかげで、良い思い出が1つ増えました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。