一緒に過ごすことの大切さ
オリーブ保育園では、みんなと遊んでいる時でも看護師は注入などの看護ケアを行います。
それは、子どもさんの遊びを止めない為です。また、注入は医療的ケアの必要なお子さんにとって、毎日の「食事」です。
保育園の子どもが、食事をわざわざ別室でとることはしません。
それと同じように、注入は、みんなと一緒のフロアで行います。
看護師は可能な限り、園での生活に沿って過ごせるように保護者さんや医師と相談し、処置時間の調整を行います。
Aちゃんはポットン!と穴の中に玩具を入れて遊ぶのが大好き!夢中になって遊んでいます。
丁度、注入の時間が来ました。看護師が正面から「これからご飯食べようね」と
声をかけてから注入を始めましたが、いつの間にか180度体制を変え夢中で遊んでいます。
こうして、必要なケアを受けながらも、遊びを中断させることなく、友達との遊びが続きます。
隠すことなくケアを行うことで子ども達は、互いを理解し、みんな一緒なのだということを知っていきます。
「お鼻からお腹に入る。僕は口からだけどお腹は一緒だね。」なんて声も聞こえたりしています。
一緒に過ごすことの大切さは日々子ども達が教えてくれます。